KH−07N 製品情報







構成部品は全て非磁性体の金属類を贅沢に使用。 
トランス押え板は真鍮にニッケルメッキを施し、表面硬度を確保。緩衝材には制震素材のハネナイトを使用。
強度の必要な外装ねじの全てにステンレス、その他シャーシには真鍮ねじを採用しました。


12mm厚のアルミフロントパネル。 筐体サイズ変更による放熱性アップを確認。 
トップカバーは5mm厚、サイドパネルは10mm厚のアルミです。
2mm厚の真鍮シャーシをアルミ無垢材料で囲い込む構造により鋼鉄を使わず非常に高い剛性を実現しました。
ボリュームつまみもRK50に合わせた物を製作。

オプションで色のカスタマイズも可能なのでお問い合わせ下さい。 (※標準色はシルバーのみです。)



フットはオヤイデさんのINS−BS
4mmのねじで固定してあるのでお好みのフットに交換が出来ます。


信頼性重視でノイトリックのコネクタを使用。
FA機器や業務用機器で実際に使われている高信頼性パーツの一つです。


ステンレス製の電源スイッチ。 少しカスタマイズしています。


トルクコントロールによる操作感やギャングエラーの少なさは特筆すべき点。
低音量設定時でも左右のバランスに差が出ません。



トランスはハネナイトによるセミフローティングマウント。
コア中心に太いボルトでの一点止めはしていません。
振動と磁気漏れの少ないトロイダルトランスを2基搭載。
余裕の電流容量で電圧変動が少なく大音量でもパワフルに負荷をドライブします。








よくある質問


Q.1
 バランス化の予定はありますか?
A.1
 左右独立ですが回路自体がバランス設計になっていないのでバランス化は出来ません。
 ただし、出力に関してはバランスケーブルを使える様にする事は可能です。


Q.2
 なぜ効率の良いD級アンプでは無くA級アンプなのですか?
A.2
 ひずみ率やノイズ等音質に関するパラメータは純アナログ回路の方が優れている傾向があるためです。
 特にヘッドホンでは音源が耳に近いため計測器等で数値化出来ない要素も重要と考えています。
 現状のD級増幅回路は効率重視ですが、今後は全ての性能が上がる事を望みます。


Q.3
 スピーカの様に部屋の空気を振動させる訳でもないのになぜ本体の制震構造等が必要なのですか?
A.3
 ヘッドホンはスピーカほど電力を消費しませんが、スピーカに比べて振動板と耳の距離が圧倒的に近いため
 僅かな振動が機器内部の部品等に少なからず影響します。


Q.4
 内部配線は本当に等長なんですか?
A.4
 右と左の基板位置の関係で長さが違う様に見えますが、同じ長さとなっています。
 入力ケーブルも等長です。



 ※9月25日出荷分より電源ケーブルがオヤイデ PA-23 ZX(1.3m)に変更となります。 (弊社直販のみ)



周波数特性 (S社モニターヘッドホン接続)
6dB/DIV

1dB/DIV


方形波出力波形
1kHz

10kHz

100kHz


立上がり波形(10kHz)



上:周波数 下:位相



スペックはカタログをご覧下さい。
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2014.12.22